【Project N #03】師匠に動画の教えをお願いするも断られる!?

企画終了の大ピンチ!〜動画作りに欠かせない想いを学ぶ〜

こんにちは、ゆうきです!

前回は僕が早急にこの企画を終わらせようと、自分で勝手に動画を作成し「まだまだ自分は動画クリエイターにはなれない。」と実感したという内容でした。

そのため、この企画は続行されることになり、遂に井坂大魔王に指導をお願いをするという大きな壁の前に、今立たされているというわけです。


では、さっそく井坂大魔王に会いに行こう。

あ〜怖い。会ってからなんて言おう?

「僕を動画クリエイターにしてください!!」いや違う。

「井坂大魔王さま!どうかこの何の取り柄もない僕に教えを…」いやこれは流石に…

「わぁ!!大魔王様、実際に見るとなんと男前!こんな人に教えてもらえると思うとオラワクワクすっぞ!」思考がおかしくなってきた。

そうこうしている内に、もう井坂大魔王とお話の時間。

「やばい!何も考えれなかった。」


ZOOMを開き、井坂大魔王を待ちます…(ドキドキ、ドキドキ)


「こんにちは、井坂です!」

僕 「あ、あ、こ、こんにちは!ゆうきです!!」

大魔王 「そんなに緊張しなくてもいいよ!気楽にして!笑」

あれ?思ったよりも優しそうだ。

うわぁ〜よかったーーー!!全然大魔王な感じしないじゃん!!

僕 「あの、僕を1ヶ月間で動画クリエイターにしてください!」

大魔王 「うん、いいよ!」

え、なに?こんなにあっさりにOKを貰えるの!?

なんだ!全然大きな壁じゃないじゃん!その辺にあるフェンスくらいだったわ!笑


大魔王 「でも、なんで動画クリエイターになりたいの?」

僕 「え??」

大魔王 「考えてなかったの?僕がゆうきくんに動画の技術を教える理由は何?」

僕 「あ、それは、その…動画クリエイターとして仕事がしたいから…です。」

大魔王 「本当にしたいの?上司にやれ!と言われたからやっているだけに見えるけど。そんなんじゃ、結局上達なんかしないよ。意欲を持って、明確な目的を持ってやらないと何の意味もない。

大魔王 「これじゃ、僕は教えれないな。」


おわかりいただけただろうか。

井坂大魔王の怖さ、それは痛いところを的確についてくるということ。この完璧に追い込まれていく感じ。学生時代のサッカーのコーチを思い出す。コーチも優しかったけど、確かに魔王が住み着いていたんだよな。


大魔王 「一度そこを考えておいで。2日後もう一度話そう。でも納得できない理由なら今回のはパスね。」

僕 「は、はい。わかりました。」


井坂さんはやはり大魔王だった。まさかこんな形で出直しをくらうとは思ってもみなかった。


でも、確かに大魔王の言う通りだ。『僕が何でこの企画をするのか。』その理由がないと動画クリエイターになる意味なんてない。


動画クリエイターとして仕事がしたいのか?なんでしたいんだ?「代表に言われたから?」そう思ってたけど、この理由では動画クリエイターになれても先がない。


大魔王は痛いところをつき僕のメンタルを削ぎ落としてきたけど、言っていることは間違いなかった




そして2日後。

動画クリエイターになるその理由。

大魔王 「考えてきたかな?それじゃ聞かせてもらえる?」

僕 「はい。わかりました。」

僕 「僕は最初、この企画に関して代表が言ったから仕方なくやっていました。だから勝手に自分で動画を作ってこの企画を早急に終わらせようとすらしました。
でも動画を作った時、確かに動画制作は楽しかったし、自分の動画が完成した時は家族、友達みんなにシェアをしてしまったくらい嬉しかったのを覚えています。そのくらい動画って誰かに感動を与えられるものなんだと思ったんです。」

大魔王 「うん。」

僕 「それと、今僕は本宮町というド田舎に住んでいます。そこの人はみんなとても優しくて、いつも晩御飯に招待してくれたり、景色の綺麗な場所に連れて行ってくれたり、いつも明るく声をかけてくれたり…そんな人たちが住むこの町に僕も何か貢献をしたい!その気持ちはずっとありました。
そこで今回のこの企画を活かし、僕が動画クリエイターとしてスキルを身につけることができれば、この場所の魅力を動画に載せてもっと多くの人に伝えられる。そしてこの本宮町に興味を持つ人たちが増えれば、今よりもより明るく元気な町になると思うんです。」

大魔王 「うん。」

僕 「だから僕はこの企画で動画クリエイターになりたい!動画を通して本宮町の魅力を発信したい!これが僕の動画クリエイターになる目的です!!!」

大魔王 「……なるほど。」

僕 「……」

大魔王 「わかった。引き受けよう。」

僕 「え…本当ですか!ありがとうございます!!!!!」

大魔王 「ただし教えるとなれば僕も本気だからね。ついて来れなくなったら即終了ね。」

僕 「は、はい…よろしくお願いします!!!」


僕の思いが大魔王に伝わったのか、なんとか大魔王からOKをもらえた!これは大きな進歩!!

大魔王はやっぱり怖いけど、言っていることはとても的を得ているように感じます。

そしてそのおかげ僕の決意も目標も固まり、ここからやっと動画クリエイターとしての道を歩める!そんな気がしています。

厳しい道のりにはなるかもしれないけど、しっかり頑張っていきます!!!


大魔王 「じゃあ、早速取り掛かろう!前回作った動画を見せて!」

僕 「はい!これです。」

大魔王 「うん。全然ダメだね。よくこれで動画クリエイターになれると思ったものだよ。」

僕 (グサッ!)「は、はい。すみません…」

大魔王 「これ組み立てるの難しかったでしょ?」

僕 「はい。」
(確かに難しかった。撮った動画と作りたい動画が噛み合っていないような感じがしたな…)

大魔王 「動画を作るには色々順序があるんだよ!取り敢えず撮影してそれを繋ぎ合わせようなんて甘い考えでできるものじゃないよ。」

僕 (グサッ!)「は、はい。僕が甘かったです。」

大魔王 「じゃあ、まずは企画を考えるところからだね!絵コンテ作ろか!」

僕 「企画?絵コンテ??」

大魔王 「絵コンテも知らないの?」

僕 (グサッ)「は、はい。すみません。」

大魔王 「絵コンテっていうのはね…」


こんな感じで始まった井坂大魔王との修行。時々グサッと心に矢を突き刺されますが、やっと動画クリエイターを目指す道を歩き始めれました!

絵コンテ?企画とは?動画は撮影から始めるものではないとのこと。もうさっぱりわかりません。


次回はその謎に迫っていこうと思います!
大魔王にメンタルをズタズタにされるかもしれませんが、しっかり自分で決めた目標に向かって頑張っていきます!

それでは、今回はここまでです!次回もよろしくお願いします!

Follow me!